2022年9月27日(火)
ヤクルト[1-4]阪神(神宮)
ザ・消化試合
主力選手の多くがスタメンを外れ二軍から昇格してきた選手を含めて、レギュラー以外の選手が多く出場した。
点差だけを見れば大きな差がないようにも見えるけれども完敗だった。7月に訪れたコロナショックのときのような試合だった。
けれども悲壮感は1ミリもない。これが、優勝したということなんだ。実感が湧いてきた。
さて、この試合は複数のサインプレーの確認を行っていた。今シーズン現地では初めて見たものもあった。タイミングが合わなかったものもあったし、すべてがうまくいったわけではない。
それでもキャンプや練習とは違い──消化試合とはいえ──公式戦のなかで実践できたのは大きな収穫だ。それもレギュラークラスではなく、控えの選手たちも交えての連携は大きな意味がある。
練習とはちがう緊張感に包まれながら、成功と失敗を繰り返しながら成長していく様を見るのはとても楽しい。とはいえあくまでも公式戦だ。そこを理解した上での動きは大歓迎。見たこともない戦術や作戦が飛び出す可能性だってある。
去年は2試合しかなかった消化試合が今年は6試合もある。そのなかでどのような動きを見せてくれるのか。楽しみが広がった。
20220927:GAME138[S1-4T]77勝58敗3分/優勝/神宮35勝32敗/高梨5回4失点/サインプレー確認/宮本「2番・二塁」で本塁打#swallows
試合結果:https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2021011396
※ヤクルト公式HPより