2022年7月18日(月)
ヤクルト[8-10]巨人(神宮)
相反するいろいろな思いが交錯した。
相手はエースだしこれだけメンバーが欠けているなか善戦したと思う一方で、ここまで来たら勝ってほしかったという思い。
ここまで結果を出せなかった昇格組の野手に結果がやっと出始めた嬉しさがある一方で、復帰組がすぐさま結果を出したことによって浮かび上がったある種の残酷さ。
打撃面はタイミングしだいでなんとかなるのかもなぁと感じた一方で守備、走塁はすぐにどうにもならないことが明らかになった軽い絶望感。
ファン(ぼく)がこれだけの思いをもっているということは、他の大多数のファンももっとたくさんの思いを抱えているのだろう。同じものもあれば異なるものもあるだろうけれども。
チームはここしばらく勝ってない。こうなるとSNSは荒れてくる。”真のファン”論争や選手批判、采配批判、いろいろなものが湧いてくる。
勝っていないのだから批判がでるのは理解できる。それはヤクルトに、野球に限らずなにごとでもそうだろう。決して無くなることはない。うまくいってないのは事実だから。
多くの球団や選手も表明を見る限り”批判は歓迎”のスタンスだ。とはいえ批判を許さない、許したくないファンはいる。それを各人がどう受け止めるかはそれぞれだろうけれども、ぼくは健全だと思っている。
というよりも、他の人がどういうスタンスだろうがぼくには関係がない。誹謗中傷や汚い言葉遣いでなければ気にならないし、はっきりいってどうでもいい。
全部が全部、綺麗な言葉や慰め、批判は許しませんの空気になったら彼の国のようになってしまう。”あくまでぼく”はそれも含めて見守っている。
”批判してなにが悪い”という人も”批判するな”という人もお互いの正義がある。
大きく例えると、外国に旅行すればわかるように他の国には他の国の常識があり、正義や文化がある。日本人として”えええ、それはないでしょ?”ってことだってたくさんある。でもその国の人にとってはそれが正義。あーだこーだいってもしょうがない。
納得はできなくても理解すること、あるいは触れないこと。自分で折り合いをつけることをしないと多分しんどい。
試合結果:https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2021005968
※ヤクルト公式HPより