2022年8月3日(水)
ヤクルト[9-7]中日(神宮)
前日から傾向が変わった選手の起用法はこの日も継続していた。3点リードの9回にサンタナも村上宗隆も山田哲人も塩見泰隆もオーダーに名前はなかった。
守備固めというよりかは夏場の疲労軽減。1点を返されなおも一発が出れば逆転の場面を作られヒヤッとしたけれども逃げ切った。仮に9回に下がっていた主力が出ていたからといって、失点はなくならなかっただろう。万が一の場合、9回裏、あるいは延長戦での攻撃力に不安が残ったけれども杞憂に終わった。
こういう起用法になるのであれば、ベンチに入れるメンバーも変わってくる。打撃よりも最後の最後で起用できる守備を重視するのではないか。
今、二軍で汗を流している選手たちを思い浮かべると、なんとなく納得がいく。外野の丸山和郁はさておき川端慎吾、太田賢吾、宮本丈……。左の巧打者タイプで川端は打撃オンリー。太田、宮本は内外野守れるけれども守備力は劣る。そうなるとなかなか起用法が難しい。
もちろん代打の切り札はほしい。でも全員の同時昇格はなかなかなさそうだ。順番にチャンスを与えるのか、最終盤での守備面を意識している今のメンバーでいくのか──
守備も打撃もとなる選手はそうそういない。いればレギュラーになる。この起用法が続くとなかなか昇格は難しいのかもしれないなぁ、とちょっとセンチメンタルになる。
試合結果:https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2021006030
※ヤクルト公式HPより