成功or失敗? エース(格)からの継投策 | ヤクルトが好き

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2022年8月5日(金)
ヤクルト[5-9]巨人(神宮)

最後の最後に盛り上がったけれども……という苦しい試合。展開は最悪だった。

エース格の小川泰弘が粘れず、1-3と2点ビハインドの6回1死一、二塁(95球)で交代。これはエースに対する扱いではなかった。

球数、点差、状況といったこの試合の行方だけでなく、次回以降の登板のことまで踏まえての合理的な投手交代。何ら不思議ではない。それがエース(格)でなければ。

結果、2番手で登場した新たな火消し候補の久保拓眞が次打者を併殺に打ち取りピンチを脱した。最高の形で嫌な局面を乗り切ったかに見えた。でも、そうは問屋がおろさない。回跨ぎとなった次の回に”投手”への四球からピンチを招き降板。大西広樹が打ち込まれ試合は決した。

結果として継投は成功だったのか失敗だったのかはわからない。その場のピンチは脱したけれども、次のイニングで致命的な失点に繋がる四球を出してしまった。

結果の成否はさておき、この判断ができるのは高津監督の大きな強みだ。エース(格)だろうが、誰だろうがスパッと代える。先日はわずか1死で先発の原樹理を降板させた。原はエース格ではないけれども初回でアクシデントでもない先発投手を降ろすのは勇気がいる。

見つめ直してみると、現在ほんとうの信頼を置かれているのはマクガフだけだろう。清水昇や田口麗斗もそれに近いけれどもふたりともコロナ明け。まだ万全ではないこともあり、少し信頼度は下がりそうだ。

もちろんどんな投手を送り出すときにも「抑えてくれるだろう」「最少失点で凌いでくれるだろう」という思いはあるにせよ、万が一の備えをしている。100%信頼、それこそ”絶対大丈夫”なのであれば、送り出してそれで終わりだ。マクガフを送り出したら、誰もブルペンで投げないように。

高津臣吾監督の継投は合理的だ。情よりも──打ち取る、あるいは試合に勝つ──確率、当該試合よりも、シーズンを勝ち抜く上での最善策を取ろうとする。

あたりまえだけれども全部が全部、成功するわけではないし、失敗することもある。そのなかで反省し次の試合では、反省を生かした継投をする。

その場のピンチは凌いだけれども、次の回でやられたこの試合を見つめ直した高津監督は、次の試合からどういう判断をしていくのだろう──

試合結果:https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2021006040
※ヤクルト公式HPより

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