積み重なってきた緊迫感のある試合の経験値 | ヤクルトが好き

甲子園球場

2022年9月6日(火)
阪神[6-8]ヤクルト(甲子園)

いい試合だったとはお世辞にもいえない。多くの得点、失点に(双方の)ミスが絡み試合内容としては「ちょっとどうなのか……」といった内容だった。

それでも残り20数試合。内容はもちろんだけれども、それ以上に負けないこと、そして勝つことが大事になってくる。

2年連続での優勝争い。ここ数年のヤクルトではなかったことだ。2020年は最下位。2015年の前後も6位(2014年)と5位(2016年)。大まくりを決められた2011年の前後も優勝争いはしていない。

2001年の優勝翌年である2002年は2位だったけれども11ゲーム差。争った、というような形ではなかった。

そう考えると今のメンバーたちのほとんどは、緊張感の高い試合経験は去年たくさん積んでいる。

さらに──巨人やいっときの中日と比べると──優勝争いの経験値が少なかったチームだけれども、2015年を主力で経験した石川雅規、山田哲人、中村悠平がチームに残っており、大逆転を食らった2011年の経験がある石川(さすがベテラン)そして青木宣親もいる。

たくさんの経験値が積み重なっている。

優勝争いはどうしても緊迫し試合時間が長くなりがちだしファン(ぼく)も疲れる。その長い長い試合を──中継ぎ陣がリードを守れず、守護神も同点に追いつかれた──のに”落とさなかった”。

誰かがダメでも誰かが取り返す。これをチームスワローズだとかいうつもりはまったくない。こんなのはスワローズだから、ではない。他のチームだって勝っている試合でも不調の人を好調な人が助けているはずだから。

そもそもチームスワローズってそんな安っぽいものじゃないよなぁ。選手たちが経験した吸いや甘いを共有、伝承していくこと。それができる、受け入れれられるチームのことなんじゃないのかな。だからこそスワローズウェイという言葉がさらにある(と思うのである)。

20220906:GAME122[T6-8S]71勝49敗2分/M消滅/神宮32勝27敗/石川5.2回4失点/木澤&田口火消し/村上52号/塩見決勝打/宮本「3番・二塁」で1安打 #swallows

試合結果:https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2021006200
※ヤクルト公式HPより

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