2022年9月9日(金)
ヤクルト[7-6]広島(神宮)
シーズン124試合目は、節目の試合だったのではないだろうか。
残り20試合。週末には2位のDeNAとの直接対決。さらに来週末からは10連戦が始まる。”一段回目”のムチを入れる、あるいはギアを上げるタイミングとしては最適だ。
攻撃面では積極性が目立った。塩見泰隆は初回に盗塁死するも、攻めた結果が3安打猛打賞。タイムリー2べースはエンドランが見事に決まった。一塁走者が還ってきたことだけではなく、エンドランを仕掛けたところで動いた遊撃手の場所を鋭いゴロが抜けていった。エンドランでなければ遊ゴロだっただろう。
守備も攻めた。同点の7回からサンタナを下げ丸山和郁 を入れる準備をしていた。結果的にリードを奪っての交代となったけれども、同点のままでも丸山はゲームに入っていたはずだ。なぜならベンチ前でキャッチボールをしていたから。
思えば去年も終盤はサンタナの1打席よりも終盤の守備を優先し渡邉大樹が起用されていた。
このところ少しサンタナの打撃が湿り気味、というのもあるかもしれない。
継投も攻めた。8回を田口麗斗が1人の走者も出さず2死まで抑えたところで満を持して清水昇を投入した。1点差、相手は右打者の會澤翼ということもあるが、清水を温存することはしなかった。
打てる手は全部打つ。
いよいよシーズンも最後なんだな。そう感じる試合運び。でも恐らく──上げるかどうかはわからないけれども──ギアはあと1段階残している。
10連戦の手前の2連休。ここがポイントとなりそうだ。
20220909:GAME124[S7-6C]72勝50敗2分/M消滅/神宮33勝27敗/小澤5回4失点/久保1回0封でプロ初勝利/村上&塩見&長岡一発/山崎好返球/采配勝負モード/宮本代打で凡退 #swallows
試合結果:https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2021006215
※ヤクルト公式HPより