スアレスの配置転換で無理やり繋げる2015年のこと | ヤクルトが好き

スアレス

2021年10月3日(日)
広島[1-4]ヤクルト(マツダ)

2015年を思い出した。

初回、1番・塩見泰隆が出塁し、2番・青木宣親がチャンスを広げて、3番・山田哲人が返す。流れるような攻撃は2番青木の存在が大きい。

今でこそ珍しくない攻撃的2番打者。ここ最近のヤクルトでは2015年後半戦の「2番・川端慎吾」がきっかけとなった。川端から青木へと受け継がれるのは、なんだか変な感じもするけれどもそれはそれ。

2015年にキャリアハイ(タイ)となる13勝を挙げた石川雅規が通算500試合目の登板で6回途中1失点。勝利投手の権利を得ることはできず、塁上を賑わせての降板は悔しい。それでも2番手の大西広樹が無視一、二塁のピンチをわずか4球で消化してみせた。

大西は勝ちパターンに入ってる投手ではない。いつ登板するか出番の決まってないなかでの調整はむずかしく、試合中に複数回ブルペンに入ることだって珍しくない。それでもここ最近の背番号44は頼もしく、秋吉亮(現日本ハム)がだぶる。

確固たる勝ちパターンではないなかで、いつでも準備をしている姿もどこか似ている。秋吉は大西ほどは礼儀正しくなかった(ように見えた)けれども。

9回のマウンドに登ったのはマクガフではなくスアレスだった。先発投手として開幕し、この終盤に来て中継ぎへ配置転換。来日前に中継ぎの経験はあるとはいえ、シーズン途中の役割変更は簡単ではない。

また日本人投手よりもデリケートにならざるを得ない外国人投手でもある。高津臣吾監督もしくは伊藤智仁投手コーチから通訳を通じて納得のいく話(説明)があったのだろう。

スアレスは配置転換後も役割をまっとうし、この日もランナーを出したけれども1回無失点で来日初セーブを挙げた。

この日はマクガフと清水昇を休ませる意図があり、そのための9回・スアレスだった。今後の起用法はわからないが、中継ぎでフル回転する姿は想像がつく。

そういえば2015年にはロマンという投手がいた。頭文字をとって「ROB」と称されたバーネットやオンドルセクと比べると地味だったのは否めない。かれらは荒ぶりすぎた。

それでもロマンは(先発したのは3試合だけだったけれども)先発と中継ぎの両役割をこなし、大車輪の活躍をした。優勝を決めた10月2日の試合では勝ち投手にもなっている。彼も開幕直後に先発し、そこからの配置転換だった。

攻撃的な2番打者、剛球を投げ込める複数の外国人投手が中継ぎに控えている編成、外国人選手の中では少し地味な存在である投手のシーズン中の配置転換……。

全部がこじつけかもしれないし、共通点をむりやり探しただけだって言われれば否定はできない。

それでもやっぱりジンクスや良い流れを探したくなる。数字でピッピとはじき出すのももちろんいい。でもそれ以上に自分だけの共通項を自分で見つけるのがまた楽しい。

無理矢理にでもストーリーが欲しい。いつか2021年を思い出すときもきっとそう。

試合結果:https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2021000877
※ヤクルト公式HPより

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