負けはしたけれども次がある | ヤクルトが好き

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2021年11月20日(土)
オリックス[4-3]ヤクルト(京セラドーム)

京セラドームで決戦の火蓋が切られる10時間前に神宮球場へ足を運んだ。未来のプロ野球選手たちが集う明治神宮大会をひと目見たかった、なんてことはまるでない。

母校が出場したからその勇姿を見届けたかったのだ。結果はリードを奪うも終盤の逆転負け。とはいえ、負けはしたけれども次(春のセンバツ)がある。気持ちは沈んでいない。

岩手が生んだ怪物(何人目だ笑)・佐々木麟太郎くんのホームランも見ることができた。1日に2度も贔屓が逆転負けする瞬間を現地で見るなんてなかなかない。そうポジティブに捉えて山手線の中で新幹線のチケットを購入した。

道中、心は保たれていた。つばめグリルのお弁当を食し、ほんの一眠りしたらすぐに新大阪。緊張感、悲壮感は微塵もない。ホテルに荷物をおいて球場へと向かう足もどこか軽快だった。

神宮球場より1.5時間も早い開門。いつもより多いビジターのヤクルトファン。思いの外、ホームユニも多い。ビールにグルメもある。あたりまえではなかった日常が戻ってきたことを感じながらセレモニーの時を待つ。

オリックスとヤクルト。ここ2年は不甲斐なかった。下馬評だって高くない。そのなかでシーズンを制しCSを無敗で勝ち上がってきた。勝ったからこそ「全員で勝つ」と「絶対大丈夫」のフレーズがとんでもなく映える。

26年振りの再戦に胸がきゅっとなる。選手や首脳陣の名前が読み上げられているのを聞くだけでセンチメンタル。スタメン発表で宮本丈の名前がコールされると感無量。来てよかった。

オリックス・山本由伸とヤクルト・奥川恭伸のエース対決は見ごたえがあった。ピンチは作っても決定打は許さない。ジリジリとした展開は胸を殺しにかかってくる。オリックスのチャンステーマが耳に残り、溜息の同期が何度となくあった。

ぜんぜん席を離れることができない。ストロングゼロも買えなかったのは悔しい。得点がなかなか入らないなかでのスローテンポな試合は見どころが満載だった。

奥川を助けた宮本の渾身のジャンピングキャッチ。山田哲人の好フィールディング。村上宗隆の勝ち越しアーチ。清水昇のアウトロー。魅せるべき人が魅せた。それでも最後の最後でオリックスの魅せるべき人・吉田正尚に魅せられた。

なかなかないことが起こってしまった。9回裏の逆転サヨナラ負け。負けはしたけれども次がある。気持ちは沈んでいない。

試合結果:https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2021000975
※ヤクルト公式HPより

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