山崎晃大朗が見せた意地 | ヤクルトが好き

山崎晃大朗

2022年4月15日(金)
DeNA[2-3]ヤクルト(横浜スタジアム)

若ければバイトでも社員でも入社してから少しの間は可愛がられる。でも、後輩が増えてくるとそうもいかない。いつの間にかやるべきこと、やらねばらないこと、できねばらなないことが増え、それができないとちょっと冷たい目で見られたりもする。

周りの目は正直だ。あれだけかわいがってくれてたのに……なんて恨み節を言ってもしょうがない。立場を取り戻すためには実力で、結果で示すしかない。

ヤクルトには山崎晃大朗という愛されキャラクターがいる。顔立ちや振る舞いからファンも多い。一方でレギュラーに定着したことはなく、ちょっとしたやらかしでいろいろ言われることも。

山崎はこの8月で29歳。若手だった時期は終わった。今年は太田賢吾や宮本丈ら本来は内野を守る選手が外野の守備につきスタメンで出場し、同じタイプの外野手・丸山和郁 がルーキーとしてチームに加わった。守備固めの優先順位も渡邉大樹の方が高い。なかなかに厳しい立ち位置なのは想像に難くない。

その山崎がこの試合ではきっちりと役割を果たした。誰の目から見ても明らかなピンチバンターとして起用され、わずか1球でバントを決めた。それもバントがしにくいと言われる高めの球を。

プロ野球の世界で送りバントを決めるのは当たり前に映るかもしれない。でも決してそんなことはない。現にこの試合でも古賀優大と金久保優斗が、そしてDeNAの関根大気がバントを失敗している。

相手チームの関根はともかく古賀や金久保といった若い選手の前で1球で仕留めた。

「バントはこうやって決めるんだ」

そんな声が聞こえてくるかのよう。山崎の意地、プロの矜持を感じた。

試合結果:https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2021005523
※ヤクルト公式HPより

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