高津監督の勘が冴えた日(2週間ぶり2度目) | ヤクルトが好き

スコア20220814

2022年8月14日(土)
ヤクルト[4-1]DeNA(神宮)

絶対に負けられない戦いが、そこにはある。

2週間ぶり今シーズン2度目だった。

ちょうど2週間前は阪神に追い上げられ2連敗。3連敗濃厚だった試合の終盤に村上宗隆が3打席連続ホームランを放ち踏みとどまった。

村上のホームランが当然クローズアップされるけれども、高津臣吾監督の”勝負師としての勘”が冴えた試合だった。先発投手を早い段階で見切り、勝負どころで相手の主砲を避けた。

甲子園球場冴え渡った高津監督の勝負師としての勘 | ヤクルトが好き

あれから2週間。今度は阪神ではなくDeNAが追い上げてきた。この試合に敗れるとちょっと嫌な空気が流れ出す(もう流れつつある)。残り約40試合で6ゲーム差もあるのに、なんでこんなにも苦しまねばならないのか。

この試合でも高津監督は”勝負師としての勘”を発揮した。1番に山田哲人、2番にサンタナを起用。先発の小澤怜史を3点リードの5回途中で諦めそしてマクガフを8回表に準備させた。”佐野シフト”を1度も敷かなかった。

サンタナは不発だったけれども山田は先頭打者ホームラン。小澤の後を受け継いだ木澤尚文は完璧なリリーフを見せ火消しの役割を果たした。マクガフの出番はいつもどおりだった。佐野の全4打席ですべて走者がいたからかもしれない(勘弁してくれ)。でも普段は敷いていた。結果、シフトの影響はなかった。百発百中とはいかなくても概ねよかった。

打順の組み換えはそんなに驚かなかった。ここ2年で”2番・中村悠平”や”8番・高橋奎二”をやっているのである。なにがあってもおかしくはないほんとうに驚くのは村上を4番(個人的には早く3番にしてほしい)から外すことくらい。その組み換えがたまたまこの試合だっただけだ。

それよりも通常は8回裏から準備を始めるマクガフを8回表、それも3点リードでマウンドには清水昇がいる段階で準備させたことのほうがよっぽど驚きだ。

場面が場面なら4アウトあるいは5アウトセーブもあったのかもしれない。幸いにもそのようなシチュエーションになることはなかったけれども。

ここぞの試合、で動く勝負師・高津監督を2週間ぶりに見た。さすがに痺れる。でもできることならば今年はもう見たくない。淡々と勝利を積み重ね、そのままゴールテープを切ってほしい。それがファン(ぼく)の願いだ。

20220814:GAME104[S4-1De]60勝43敗1分/M消滅/神宮27勝23敗/小澤4.1回1失点/木澤好リリーフ/山田先頭打者弾/塩見一発/サンタナ2番/宮本代打で凡退 #swallows

試合結果:https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2021006089
※ヤクルト公式HPより

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