元山飛優、丸山和郁、宮本丈…抜擢された選手に与えられた試練 | ヤクルトが好き

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2022年8月16日(火)
ヤクルト[5-3]阪神(神宮)

神は図ったかのように試練を与える。神といっても村”神”宗隆ではない。野球の神様だ。

阪神の先発が青柳晃洋ということあり、この試合では「2番・二塁」で元山飛優、「5番・一塁」で宮本丈、「7番・中堅」で丸山和郁と3人の控え選手がスタメンに抜擢された。

攻守で結果を残せばレギュラー取りへ、控えにしても序列を上げる大チャンス。そのなかで元山は二塁打、宮本は2安打、丸山はノーヒットながら内野ゴロで打点をマークし犠打も決めた。上々だ。でも、手放しでは喜べなかった。

いずれも守備で──失策にはならなかったけれども──目に見えるミスを犯してしまった。元山はゴロを捕球できずスポナビでは”後逸”と表示されるほどの失態。宮本も一塁へのゴロを捕球できずピンチを招いた。スポナビの表示は”グラブ弾く”だったが、そこまで強いあたりではなかった。捕ってほしい、そういう打球。丸山はクッションボールの処理を大きく誤った。こちらは”打球処理もたつく”と表示されていた。

”レギュラーになるためには打つだけではだめなのだ”そう言われているかのような、それぞれのミス。いずれもレギュラー陣ならミスになっていなかったであろう。抜擢された3人にそろって試練が与えられた。

結果的に勝ち試合だったからチームとしての傷は浅い。でも、もしかしたらそのミスが原因で落とした試合ならチームとしては痛いけど本人の心には深く刻まれ、”次こそは”の気持ちがより一層強くなっていたのかもしれない。

なにが最適なのかはわからない。それにしてもレギュラーってすごいんだな。と改めて山田哲人、塩見泰隆、オスナの力を再認識した。

試合結果:https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2021006094
※ヤクルト公式HPより

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