セオリー通り。満塁策からの気付き | ヤクルトが好き

バンテリンドーム

2022年8月19日(金)
中日[4-3]ヤクルト(バンテリンドーム)

満塁策には驚かなかった。というよりもセオリー通り。1点を失えば敗れる場面で無死三塁。明らかに制球力の劣る投手でもない限りは塁を埋め、ホームゲッツーないしはホーム封殺を狙いに行く。

押し出しの四球で敗れたのならいざしらず、間を抜かれてのヒットならまぁしょうがない。満塁策か否かはあまり関係がない。打者とのめぐり合わせ(相性)が少しあるくらいだ。

今シーズン二者連続申告敬遠からの満塁策をとってサヨナラ負けを喫したのは2回目のこと。そのときは押し出しの四球だった。それと比べれば(比べるものでもないが)割り切ることはできる。

それよりも満塁策をとったことに驚いていたファンが多かったことのほうが驚いた。無死三塁。内野ゴロでもタッチプレーが必要なシチュエーション。打順が下位へと巡っていくところだからだろうか。全員と勝負していくことを正解とするファンも”これだけ多く”いるのか。

セオリーを知った上でなのか、それとも知らずになのかはわからないけれども、いろいろな考えがありファンの間ではセオリーというものは思っているよりも浸透していない。

ある意味、セイバーメトリクスの指標のようなものだ。知っている人は当たり前のように使うけれども、ファンに知れ渡っているかというとそんなことはない。

そのギャップがファンを分断する。

セオリーもまた同じものなんだな、と気付かされた1敗だった。

20220819:GAME108[D4-3S]62勝45敗1分/M消滅/神宮29勝24敗/小川5.1回3失点/石山復活/村上&小川マルチ安打/宮本出場なし #swallows

試合結果:https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2021006113
※ヤクルト公式HPより

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