追い上げられても。どこかにある心の余裕 | ヤクルトが好き

ナゴヤドーム

2022年8月21日(日)
中日[5-2]ヤクルト(バンテリンドーム)

負け試合に”無理やり”ポジティブな要素を見つけようとするのは流儀(なんの?)に反する。

ポジティブな要素、あるいはネガティブな要素というものは試合の勝敗には関係ないことが多いからだ。

なんとも言えないしょっぱい、しょっぱすぎる、負けるべくして負けたと言っても過言ではないこの試合にポジティブな要素は無理やり探さなくても複数あった。ボックススコアを眺めるだけでもなんとなく浮かび上がってくる。

一軍デビューから14打席ノーヒットだったキブレハンが前日の試合で初安打を記録すると、この日は3安打猛打賞。レフトの守備は「まぁまぁまぁまぁまぁ」といった感じかもしれないが、一軍の投手から2試合連続でヒットを打てたのはほんとに好材料。単なるマグレではなかったことをちゃんと証明した。

レフトだけではなく外国人選手の枠争いも激しくなるとおもしろくなりそうだ。

小澤怜史も5回2失点。なんだかんだ打たれながら、四球を出しながらも粘る。なんとかかんとか試合を最低限壊さずに作るのは今の投手陣では貴重な存在だ。

ローテーションの柱としては心もとないけれども、5番手、6番手ならば十分すぎる働き。先発で大崩れしたのは1度だけしかない。年俸が爆上がりしそうだなぁ。

追われに追われてる優勝争いのさなかに外国人選手枠のことや育成上がりの選手の年俸のことまで考えていた。たぶん心のどこかに余裕がある。絶対に抜かれないだろう、とか絶対大丈夫、とかそんな話ではない。

たしかに一気にゲーム差を詰められた事実はある。勢いにも陰りが見える。相手の勢いは凄まじい。でもジタバタしてもしょうがない。それもファン(ぼく)が。

優勝できるかどうかはわからないけれども、ヒリヒリするような終盤戦が今年も見れる。気の抜けたコーラみたいな展開よりもこっちのほうがずっと面白い。

20220821:GAME110[D5-2S]63勝46敗1分/M消滅/神宮29勝24敗/小澤5回2失点/石山2試合連続好投/キブレハン猛打賞/宮本出番なし #swallows

試合結果:https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2021006125
※ヤクルト公式HPより

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です