これが経験。石川雅規が思い出させたYQSの教訓 | ヤクルトが好き

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2022年8月23日(火)
ヤクルト[5-4]広島(神宮)

「もしかしてプロ初先発なのか…?」といった”らしくない投球”から「さすが大卒では初となる500試合目の先発の男だ」と”らしい投球”に変化するまでそう時間は要さなかった。

初回、カウント3ボールからの安易な4球目のストレートを軽々と外国人選手に持っていかれた。確信弾。

「3ボールからでも簡単にストライクを取りに行ってはいけない。外国人選手ならなおさらのこと」と誰しもが一度は聞いたことがあるだろう解説の通りになった。

きれいな弾道はレフトスタンドへ吸い込まれていた。重すぎる。いくらなんでも重すぎる初回の3失点。プロ初先発ならいざしらず、百戦錬磨の石川がこんな投球をするなんて……。

が、2回以降はそんなことはなかった。決して立ち直ったわけではない。毎回のようにというか、毎回ヒットを打たれる苦しい投球内容。それでも崩れなかった。

刺すつもりはないであろう牽制球を執拗に入れ自分の間合いを作りながら整えた。時間を使いに使った。5-4の試合結果で3時間34分も要したのは、石川の時間の使い方も大いにあるはずだ。

終わってみれば勝ち星こそ付かなかったものの5回3失点(76球)。被安打は7本もあったけれども与四球は初回の1個だけ。四球からの3ボールと最悪な立ち上がりからは想像もつかない結果に終わった。先発として499試合投げてきた経験を見た気がする。

並の投手なら2回以降もぽこぽこと打たれるだけではなく、四球も絡んで失点に失点を重ねていたのではないだろうか。それをきっちりと石川らしさでまとめ、失点を最小限にくい止めた。

かつて小川淳司監督に苦言を呈された、所謂YQSの語源でもある試合(2014年7月1日の阪神戦)からめちゃくちゃ成長している。

「追いつくには最低限(初回の)7点で何とかしておかないと。追いつく、追いつかないは分からないけど、負け試合になってしまう。調子の良し悪しもあるだろうけど、ストライクをそろえすぎるのがね。あれぐらいの投手になれば、かわしながら投げてほしい。でも結果がすべてなので」

日刊スポーツ

500先発の経験。しかと受け取った。

試合結果:https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2021006130
※ヤクルト公式HPより

記事参考:https://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20140701-1327127.html
※日刊スポーツより

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