6回3失点でも。勝利を呼び込んだ先発サイスニード| ヤクルトが好き

サイスニード

2022年8月26日(金)
DeNA[3-6]ヤクルト(横浜スタジアム)

大事な大事な首位攻防戦の頭。先発を託されたのはサイスニードだった。

ヤクルトの場合、かなり前から先発投手の登板日は決まっている。だからいつの段階でこの試合でサイスニードが登板することになったのかはわからない。

1ヶ月前にDeNAがここまで上がってくると予想していたのであれば、またちがった投手が先発していた気もする。去年の奥川恭伸と高橋奎二を大事な試合にぶつけていたように。サイスニードの力が劣る、という意味ではなく。

そのサイスニードは好投した。2回以降は毎回、走者を出した。2回、3回、4回はいずれも先頭打者に安打を許している。それでも1点も与えなかった。終わってみれば6回3失点。数字だけ見ると前日の高橋奎二(6回2失点)よりもよくない。

それでも今日はサイスニードの好投があったからこそ勝利に結びついたといえる。先制点を奪うまで相手を封じ込める。それがあったからこそ打線も攻めることができた。

”終わってみたらまとめていた”ではなく、まさにチームを勝ちに導く投球だった。先制点を挙げた直後に追い上げられるのはいいとはもちろんいえないけれども、こちらが点を奪う前に3点を失っていたらこの結果になっていたかどうかはわからない。

村上宗隆の2打席連発、オスナの放物線、山田哲人のファインプレーどれこもこれも素晴らしかった。それもサイスニードの──数字だけ見れば凡庸な──”6回3失点”があったからこそ。

やっぱり先発投手の​点の取られ方は勝敗を大きく左右する、前日の試合があったからこそ、より一層身にしみる。

20220826:GAME114[De3-6S]66勝47敗1分/M消滅/神宮31勝25敗/サイスニード6回3失点/村上2打席連発/オスナ一発/山田ファインプレー/宮本出番なし#swallows

試合結果:https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2021006145
※ヤクルト公式HPより

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