”もっている”高梨裕稔 | ヤクルトが好き

高梨裕稔

2022年8月31日(水)
巨人[8-8]ヤクルト(京セラドーム大阪)

不甲斐なかった。先発ローテーションのなかでも安定した投球を見せてきた高梨裕稔が2回もたずにノックアウト。らしくなかった。

先発が、最低でも試合を作ることが期待されている投手が、2回もたずにノックアウト。これは緊急事態でもある。けれども、5時間28分をかけて引き分けに持ち込んだから、チームとしての傷は深くない。

7人の中継ぎ投手をつぎ込んだ事実はある。マクガフと清水昇は3連投だった。でも移動日が挟まれているから3日連続登板はない。つまり勝ちパターン2人の傷は(それほど)深くない。

そして翌日(9月1日)は移動日であり試合がない。中継ぎ陣だけでなく長丁場を戦った野手陣の負担はあるにせよ、傷は深くない。

長いシーズンを戦えば、投手野手関係なく調子の善し悪しはどうしてもある。マクガフだって山田哲人だって村上宗隆だってそうだ。高梨ももちろんある。調子の悪い日がこの日のこの試合にぶつかっただけだ。

野球に流れなんてものがあるのかはわからない。でも、まぁなにかがあったとしても傷が深くならない日に調子の悪い日がくるめぐり合わせ。これはある意味、高梨が”もっている”のだと思うし、流れがいいなぁと感じている。

非常に不甲斐なく、らしくない投球だけれども、この日程のこの日でよかった、と思うのである。優勝するときってなんだか言葉で説明できない力が働くものなのだ。こういった”流れ”を信じるかどうかは人それぞれだけれども、信じたってバチは当たらない。

20220831:GAME118[G8-8S]69勝47敗2分/M消滅/神宮31勝25敗/高梨1.2回4失点/山田3試合連発/サンタナ1発/オスナ逆転打/宮本代打で凡退からの一塁守備 #swallows

試合結果:https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2021006169
※ヤクルト公式HPより

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