石山泰稚と清水昇が助ける側に回る日 | ヤクルトが好き

石山泰稚、清水昇

2021年6月13日(日)

ソフトバンク[4-6]ヤクルト(PayPayドーム)

敵地福岡での3戦目はファンの笑顔が咲いた。今シーズン初先発の高橋奎二が7回途中2失点の好投。野手陣は村上宗隆が両リーグ最速の20号に到達すれば、キャプテン山田哲人は2試合連発と負けてない。

バレンティンと川島慶三の元ヤクルトコンビに本塁打を浴びたものの、この日のファン(ぼく)は笑って許せる。チームが勝っているとこんなにも心が穏やかになるのか──なんて思ったりもする。

3週間の交流戦は雨天中止もなく10勝8敗の貯金2で乗り越えた。同率2位から4日間の休みを経てさらに上を目指していくわけだ。

選手たちは、好調なときに休むのはもったいないと感じるか、それとも穏やかに過ごせるから好都合なのかぼくにはわからない。でも、少なくともファン(ぼく)は、リーグ戦が再開する18日まで穏やかに過ごすことができる。ほっと一息。コーヒーブレイクに入りたくなる。

でも心中穏やかではないであろう選手がふたり。石山泰稚と清水昇だ。絶対的守護神と昨シーズン最優秀中継ぎ投手のタイトルを取った若きセットアッパー。

この日、石山はバレンティンに清水は川島にそれぞれ一発を浴びた。ふたりとも直近の登板3試合で2本目の被弾。もともと大きなリードがあった試合であり、勝ち負けへの影響はなかった。それでも「また被弾した」という事実は消えない。

昨シーズンのヤクルトは、「先発投手は苦しいけど後ろ(石山、清水、マクガフ)が安定している」との声をたくさん聞いた。圧倒的最下位のチームに厳しい声をかけるのは酷だから、といった消極的な理由で褒められていたのではない(はず)。

今シーズンもなんとか6回まで試合を作ることができれば──と開幕前は思い描いていた。それがどうだろう。近藤弘樹というスペシャルな存在が加わったけれども故障で離脱。石山は不振から守護神を外れ、序列は下から数えたほうが早くなった。一方の清水は勝ちパターンには残っているものの、消去法の感が否めない。ほんとうに頼れるのはマクガフだけ。そこに梅野雄吾や今野龍太が加わりなんとか形を保っている。

当初想定していた勝ちパターンが崩壊しつつあるという現実はある。それでも代わりの存在が出てきてチームは2位。青木宣親や川端慎吾が復帰し、オスナとサンタナが加わったとき完全体になったかと思っていたけど、まだ続きがあった。石山と清水が本来の調子に戻り、近藤が帰ってきたらどうなってしまうのだろう。楽しみは尽きない。

石山と清水にとって苦しい今の時期。マクガフや今野、梅野が踏ん張っている。打線も​点をとった。それがチームというもの。誰かが苦しい時、誰かが助ける。

今は助けられる側でも、助ける側に回るときがきっと来る。

試合結果:https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2021000496
※ヤクルト公式HPより

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