あの日もこの日も山田哲人はホームラン | ヤクルトが好き

山田哲人

2021年7月13日(火)
巨人[6-14]ヤクルト(東京ドーム)

打ちも打ったり。巨人の得意技でもある一発攻勢を敵地・東京ドームで魅せてくれた。

山田哲人、村上宗隆(2本)、オスナ、サンタナ(2本)、吉田大成──それぞれのアーチはそれぞれの軌道を描きスタンドに舞い落ちた。どれもこれも美しかった。

1試合に7本のホームランが飛び出したのは、9回までに限れば球団史上最多で14年ぶりのことだという。まさに歴史的な試合となった。

14得点も今シーズン最多タイであり、2ケタ得点は今シーズン7度目のことだった。2ケタ得点を記録していれば大概の試合は勝っていそうだが、じつは今年のヤクルトはそうじゃない。なんと5勝1敗1分けで2試合も勝利を逃している。

毎年のように「投手陣に課題」と言われるチームだけある。2ケタ得点を挙げながらも敗れている試合すらあるとは……驚きの事実かもしれない。

とはいえ、「まぁそういう試合もあるよな」と妙な納得をしながら過去の2ケタ得点試合を振り返ってみた。きっと毎年数試合は2ケタ得点をしながら敗れている、もしくは引き分けている試合があるのだろうという軽い気持ちで。

その結果がこちら。

【2ケタ得点した試合の勝敗】
※2021年7月13日終了時点

2021年:5勝1敗1分
2020年:4勝0敗1分
2019年:12勝0敗
2018年:7勝0敗
2017年:6勝0敗
2016年:7勝0敗
2015年:7勝0敗
2014年:13勝1敗

2014年に1敗してから6年以上も2ケタ得点を記録した試合は引き分け以上の成績を残していた。投手陣に課題と言われながらもさすがに2ケタ得点していた試合はほぼ勝っていたのである。やればできる。

2014年に2ケタ得点をしながら敗れた試合は、ある意味伝説ともいえる(呼ばれる)試合だった。記憶している、あるいは記憶していなくても様々なところで引き合いに出されてスコアを見聞きしたことが多いはず。あの阪神戦だ。

最終的なスコアは11-20。11点を奪いながらも20点を失った。その試合では山田が2本塁打を含む3安打。あのときも山田は打っていたのか。やはりもっている。その他にも川端慎吾と中村悠平が猛打賞を記録している。7年経った今もチームを引っ張っている選手たちはまだ若かった。阪神の新井貴浩も一発含む猛打賞で5打点。チームは違えど新井さんはいつもこういう試合に関わっている。

歴史的なことが起きると過去のボックススコアを眺めて感慨にふけるのはファン(ぼく)にはよくあること。

勝ったからこその楽しみでもある。負けていたら気分が重く、当日の夜、あるいは翌日の朝に振り返る気力もきっと起きない。(と言いつつも調べていそうではある)

こういう地道なことをしながらファン(ぼく)の知識は増えていく。

試合結果:https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2021000616
※ヤクルト公式HPより

2014年8月5日の試合結果:https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2014080501
※ヤクルト公式HPより

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