蘇る春季キャンプ最終日の高津監督 | ヤクルトが好き

浦添

2022年7月16日(土)
DeNA[3-2]ヤクルト(横浜スタジアム)

力の差は歴然だった。点差はわずか1点。それもサヨナラ。最後の最後まで粘ったのことは間違いない。けれども、やっぱり大きな差があった。相手チームであるDeNAとの差はもちろん離脱しているレギュラー陣と緊急昇格したメンバーたちとの間で。

春季キャンプを思い出す。

キャンプの最終日に高津臣吾監督は言った。

このままでは勝てないと思います。このまま開幕すると大変なことになる。やはり個人の力、チーム力、すべて状態を上げていくことに専念したい。

レギュラーであったり、1軍との差は正直感じました。そこの底上げというか、距離を縮めていかないと勝ち続けるのは難しくなるので、もうちょっと底上げしたかった。

日刊スポーツ

若手中心の実戦でアピールできなかった選手たちへ猛烈な発破をかけた。

ぼく自身も沖縄に合計2週間ほど滞在して複数球団のキャンプを見た。新型コロナウイルスの影響もあって大声を出せないなど、練習内容や環境は例年とは違うものだったのかもしれない。

そのなかでヤクルトは目立っていたわけではないし、目立っていなかったわけでもない。普通だった。

特に印象に残ったのは長岡秀樹と森岡良介コーチの話し込み。それと吉田大成と宮本丈の外野練習くらい。実戦が少ない時期だったこと、ブルペンを見ることができなかったこともあるけれどもほんとこれくらいだった。

高津監督の言葉によって長岡や内山壮真が発奮したのかはわからなけれども、オープン戦で結果を残して開幕一軍を勝ち取り立派な戦力となった。

それから季節が巡って夏になった。高津監督は自宅なのか病院なのかホテルでの隔離なのかは知らないけれども、同じようなことを思っているのではないだろうか。

正直、主力と今のメンバーでは力の差がある。それは否めない。結果も示している。でも、なにかのきっかけを掴めば、発奮することができれば、後半戦の戦力となる選手がでてくるのではないか──そんなことを。

試合結果:https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2021005957
※ヤクルト公式HPより

記事参考:https://www.nikkansports.com/baseball/news/202202280000285.html
※高津監督コメント

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