2022年9月22日(木)
ヤクルト[0-3]中日(神宮)
何度となくこういう試合を見てきた。勝った負けた以前の問題。この試合は、「髙橋宏斗vs.村上宗隆」「山下輝の初登板」この2つを抑えればよかった。
中日の先発・髙橋はちょっと別格かもしれない。その予感は2月からあった。沖縄キャンプに足を運んだときのことを今のように思い出す。
明日、髙橋が練習試合に登板する。この情報を手にした瞬間にすべての予定を見直し、Agreスタジアム北谷を足を運ぶことを決めた。雨の可能性はあったけれども即決だった。
那覇市の中心部からバスに揺られること約1時間。雨が上がった北谷のマウンドに登った髙橋は素晴らしかった。左打者のインコースに投じたストレートは糸を引いた。
相手打者は主力級の選手だったけれども腰を引く。その直後、ストライクコールが響き渡る。剛速球というよりは快速球。スタンドからはきれいなストレートに見えた。
これは手強くなる。素人がひと目見てもわかる(多分)。怖いのは怪我だけなんだろうな。ほんとうにそう感じた。近しい友人らにはなんども喋った。「髙橋はすごい」と。
それから7ヶ月が経過して髙橋はヤクルトに対し4戦4勝。嬉しいかな悲しいかなファン(ぼく)の見立てはあたっていた。
苦手な投手がまたひとり。そういえば大瀬良大地(広島)にデビューから6年越しで12連敗を喫しているんだよなあ。チームの傾向として苦手な投手にはとことんやられる。対策できていないのか、されているのか、それとも苦手意識なのか。またしてもそうなるのか、それとも来年意地を見せるのか。来年が楽しみでもあり恐怖でもある。
20220922:GAME134[S0-3D]75勝56敗3分/M4/神宮33勝30敗/プロ初登板山下4.2回2失点/高梨2回1失点/山下の1安打のみ/宮本「2番・左翼」でノーヒット#swallows
試合結果:https://www.yakult-swallows.co.jp/game/result/2021011388
※ヤクルト公式HPより